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知っていますか? おひとりさまが入院する際の落とし穴!
おひとりさまが入院をする際には、次のようなトラブルが起こることを想定しなくてはいけません。
・保証人を頼める人がいない
・入院の準備、入院中の身の周りのことに困る
・退院後の生活に支援が必要になる
ただ、このような問題は、身元保証サービスなどを利用すれば解決できますので、いざという時に備えて、お元気なうちに準備をしておくことが大切です。
この記事では、おひとりさまの入院でよくあるトラブルや、その解決方法についてお伝えしていきます。
保証人を頼める人がいない
入院時には、病院から「保証人」を求められることがほとんどだと知っていますか?
保証人の種類は、以下の2つです。
・身元保証
・連帯保証
保証人は家族や親族に頼むケースがほとんどですが、おひとりさまの場合、「頼める人がいない」という問題が起こってしまいます。保証人を用意できず、病院側から入院を断わられるという最悪の事態も想定しなくてはなりません。
ここからは、身元保証と連帯保証の詳しい内容と、頼める人がいない場合の対策についてお伝えします。
身元保証とは
病院が身元保証人を求めるのは、容態の急変や、患者との意思疎通が測れない場合に備えるためです。
つまり、身元保証人には、以下のような対応が求められます。
・緊急時の連絡先
・本人の意識がないときに、代理で医療行為に同意
・万が一の際の、身元の引き取り など
身元保証は上記のように責任が重い内容のため、家族や親族に依頼する人がほとんどです。おひとりさまの場合では、知人や友人に頼もうにも、責任が重いため依頼しにくく、頼んでみたとしてもなかなか引き受けてもらえないという問題が発生しがちです。
身元保証についてもっと詳しくお知りになりたい方は、ぜひこちらの記事もお読みください▼
『意外と知らない身元保証!?おひとりさまが入院するときに陥るピンチ!』
連帯保証とは
入院をすると、医療費が高額になってしまうことがあります。患者に支払い能力がないケースも考えられるため、その備えとして連帯保証人を用意しなければならない病院がほとんどです。
また、病院によっては「連帯保証人は、家計を一緒にしている家族はなれない」という条件を定めていることもあります。その場合は親族に頼むことが多いのですが、おひとりさまや、親族と疎遠になっている人などには、難しい場合もあるでしょう。
主な対策としては、友人や知人、職場の上司や同僚に保証人をお願いすることが考えられます。ただ、金銭が絡むことは頼み難いものですし、退院後のお礼が必要になるなど、気を遣う場面も多くなってしまいます。
なお、病院によっては、入院時にクレジットカードを登録したり、預り金を支払ったりすることで、連帯保証人を用意しなくてもいいところもあります。入院の前に、ぜひ一度確認してみてください。
入院の準備、入院中の身の周りのことに困る
入院する際は、様々な物の準備が必要です。病院から求められる準備物の例として、以下のようなものがあります。
・タオル、衣類
・水筒、コップ
・シャンプー、ボディーソープ
・履物 など
すぐに準備ができればいいのですが、手元にない物があれば買ってこなくてはいけません。そうでなくとも急な入院の場合は、体調が悪く準備がままならないことも考えられます。
また、入院期間が長期になりそうな場合は、タオルや衣類の洗濯、交換の手間も考えておかなければなりません。
退院後の生活に支援が必要になる
退院が決まっても、体調が万全とは限りません。その場合、退院後の生活を1人で送っていくのが大変に思える場面があるかも知れません。
・通院
・買い物
・家事 など
頼れる家族がいればサポートを望めますが、おひとりさまの場合は、退院後の生活のことも考えておかなければなりません。
おひとりさまの入院の問題を解決してくれるサービス
ここまでお伝えしてきたように、おひとりさまが入院する際は、様々なトラブルや問題が起きることが考えられます。
しかし、そんな時に頼りになるのが、以下のようなサービスです。
・身元保証サービス
・入退院時の支援サービス
それぞれについて、詳しく説明していきましょう。
身元保証サービス
近年、身近に身元保証を頼める人がいない、という方のための「身元保証サービス」を行う事業者が増えてきています。身元保証だけに特化したものや、入院以外の様々な場面に対応してもらえるものなど、事業者によってサービス内容は様々です。
入院以外の場面にも対応の一例としては、日常の生活支援や死後の事務手続きまで一任できるものもあります。しかし当然、サービス内容が充実しているほど利用料金は高額になります。
・利用料金を抑えて必要な場面だけ使う
・契約更新料や月額などを払いながら、困ったときにはすぐに頼れる環境を作る
など、どちらがご自身に合っているか、考えながら比較検討してみると良いでしょう。
身元保証サービスは、弁護士事務所や行政書士事務所、一般社団法人、NPO法人などが運営していることがほとんどです。
ただ、契約をする前に注意しておきたいのが、事業者の経営状態です。倒産してしまえば、「更新料などのお金を払ってきたのに、いざというときに身元保証サービスを利用できない」といった事態になってしまいます。最悪の場合、身元保証のために預けていたお金があったのに、それが返ってこないということもあり得ます。
そのようなトラブルを避けるためにも、様々な団体や事業者を比較し、信頼できるかどうかをしっかりと見極めましょう。
なお、このブログを運営するテラスライフでも、身元保証サービスを承っております。担当の行政書士がしっかりと手続きを行い、お客様のご希望に添ったサポートを致しますので、いつでもお気軽にご連絡ください。法律の専門家だからこそ、安心してお任せいただけます。
入退院時の支援サービス
身元保証はないものの、入退院時の支援をしてくれるサービスもあります。頼れる家族がいない、急な入院で困っているなどのニーズに応えてくれる内容となっています。
事業者によって内容に違いはありますが、一般的には以下のような内容となります。
・入院、退院の準備
・入退院の付き添い
・買い物の代行
・入院中、退院後の洗濯
1日単位で利用できるもの、週に1回の定期利用ができるものなど、サービスによって設定や利用料金が異なります。入院の期間や自身の経済状況と相談しつつ、使い分けをするのも良いかも知れません。
おひとりさまは急な入院に備えておきましょう
入院は急に決まることが多いものです。そのうえ、入院が決定してから利用するサービスを検討するのは、肉体的にも精神的にも大きな負担となるでしょう。
治療が必要なのに入院できない、入院中に必要な物が満足に揃えられない、などという事態を避けるためにも、入院が決まったときのことを想定しておくことが大切です。ぜひこの機会に、身元保証サービスや、入退院時の支援サービスの利用を検討しておきましょう。
テラスライフでは、おひとりさまや、ご家族やご親族に頼りたくないという事情の方のため、身元保証サービスを行っております。見守りサービスで日頃から寄り添い、急な入院時などには迅速にサポートをさせていただきますので、少しでもご不安やお困り事がある方は、お気軽にご相談ください。担当の行政書士がしっかりとお話を伺い、お客様の希望に添ったサポートをご提案致します。
ご相談・お見積りは無料です。いつでもお電話ください。
テラスライフ電話番号:045-370-7085
(監修:行政書士・尾形達也)
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