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2023年3月15日
要介護認定の申請。そもそも要介護認定とは?

要介護認定について、詳しく知っていますか?

 

介護保険サービスを利用したい場合には、まず「要介護認定」を受ける必要があります。

初めてサービスを受けようとする人にとっては、「要介護認定」といっても分からないことが多く、不安に思うものかもしれません。

 

この記事では、要介護認定とはどのようなものか、そして手続きするにはどうすればいいのかを具体的に解説していきます。

これから介護保険サービスを利用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 

 

要介護認定とは

 

介護保険サービスによって、様々な介護サービスを1~3割の自己負担で受けられるようになりますが、サービスを受けるためには、要介護認定を受ける必要があります。

 

要介護認定とは、介護を必要とする度合いを客観的に数値化して表したもので、日常生活でどの程度の介護が必要かを示しています。

要介護認定の結果によって、どのサービスが、どのぐらい必要なのかを判断する基準となります。

要介護の度合いによって、利用できるサービスが変わってくるのです。

 

 

 

 

要支援と要介護

要介護認定によって判定された結果は、介護を必要とする度合いによって、「自立」「要支援1~2」「要介護1~5」の8段階にランク分けされます。

 

一人で生活ができ、支援を必要としない場合「自立」となり介護サービスの利用はできません。

 

基本的には一人で生活が行えるが部分的な介護が必要な場合は「要支援」となり、1~2のランクがあります。利用できるサービスは介護予防サービスになります。

 

要介護状態は、運動機能だけではなく思考力や理解力が低下し、生活を送るための基本動作を自分一人で行うことができず、支援や介護を要する状態のことです。度合いによって1~5に分類されます。

 

介護を要する度合いが高い判定になるほど、利用できるサービスが増え、高度な介護を受けられるようになります。

 

 

 

 

要介護認定を受けるには

要介護認定を受けるために必要なものは下記のとおりです。

 

・申請書

・介護保険の被保険証

・健康保険の保険証 (65歳以下の場合)

・マイナンバー通知書 (申請書に記入する際に使用)

 

認定してもらうのに費用はかかりません。申請する際には介護者が住んでいる各市区町村の窓口に提出します。

本人の申請が行えない場合は、家族や親族が代わりに行うことができます。もし、家族や親族の支援が得られない場合には、地域包括支援センターや居宅介護支援業者が代わりに申請を行うことがあります。

 

 

 

 

手続きの流れ

 

申請をすると、次に訪問調査をします。

対象者本人の心身の状態や日常生活、そして家族や住まい等についてケアマネージャーなどの認定調査員が訪問し、ヒヤリングを行います。

 

訪問調査に続いて、主治医の意見書を作成します。

かかりつけ医がいない場合は、市区町村が指定する医師による診察となります。

 

こうした調査結果を基に、一次判定・二次判定の二段階で要介護認定の判定を行います。

一次判定はコンピュータ判定で、調査結果をコンピュータに入力して判定します。

二次判定(介護認定審査会)では、一次判定の結果などをもとに、保健・医療・福祉などの専門家が会議を行って判定をしていきます。

 

 

 

 

要介護認定の結果

二次判定の介護認定審査会の判定結果に基づいて要介護度が認定されます。結果の通知は、地域によって異なりますが、申請してから1~2ヶ月程度で受け取ることができます。

 

判定結果を受けた後は、要介護・要支援の度合いに応じた介護保険サービスを受けることができるようになります。区分によって利用できるサービスが異なるため、注意が必要です。

 

 

期限と更新

認定結果には期限があるため、定期的に更新しなければなりません。

有効期限は、新規認定は6ヶ月、更新認定は1年間となっています。

介護認定は自動更新ではないため注意が必要です。有効期限が過ぎるとサービスが利用できなくなります。

 

 

 

 

不服がある場合の手続き

要介護認定の判定結果が納得できない場合は、各市区町村の窓口に相談することができます。窓口では、結果の理由についての説明を受けることが可能です。

それでも納得できない場合は、都道府県に設けられている「介護保険審査会」に判定結果についての不服を申し立てることができます。

 

 

 

 

介護保険サービスの利用が希望なら、申請は必須!

 

介護保険サービスを受けるためには、まず要介護認定を受けて、どの程度の介護が必要かを判定してもらう必要があります。

判定結果によって、受けられるサービスが異なりますので、しっかりと理解しておくようにしましょう。

高齢になるにつれて、介護を必要とする度合いが高まることになりますが、要介護認定には時間がかかりますので、できれば、早めに受けておくことがおすすめです。

 

 

 

 

テラスライフでは、要介護認定を受ける場合の申請書の作成をはじめとした手続きなどをサポートさせていただいております。出来る限り家族には迷惑をかけたくない、気軽に頼れる相手がいないなど、お困りの際にはぜひお気軽にご連絡ください。しっかりとお客様のお話を伺った上で、迅速にサポート致します。

もちろん、お見積り・ご相談は無料です。

 

テラスライフ電話番号:045-370-7085

 

(監修:行政書士・尾形達也)

 

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