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2022年4月26日
年々増えているおひとりさま「と」終活

おひとりさまの終活と広がる終活総合支援サービス

一人暮らしのご高齢者様が年々増えています。

 

高齢化が進み、日本人の平均寿命が延びるに伴って、一人暮らしの高齢者様は年々増加傾向にあります。

一口に「高齢者の一人暮らし」と言っても、それぞれの方の背景には、子どもの独立後に配偶者を亡くしていたり、熟年離婚の結果の一人暮らしだったり、あるいは結婚をしていないからなど、異なる背景が存在するでしょう。

また、子どもに負担をかけたくない、子どもの世話になるより自由にやっていきたい、という強い気持ちから、一人暮らしを選んだ方も少なくはないはずです。

 

最新の調査によると、65歳以上の人口に占める一人暮らしの人の割合を、1980年と2020年で比較すると、男性は4.3%から15%に、女性では11.2%から22.1%に、男女総数88万1000人が671万7000人に増加し、65歳以上の約5人に1人が一人暮らしとなりました。そして、その数は今後も増え続け、2040年には男女総数が896万3000人になると予想されています。

 

一人暮らし、もしくは未婚の高齢者(場合によっては若者や中年も)の方を「おひとりさま」と称して、マスコミ等でも度々その現状が取り上げられています。そして今後、高齢のおひとりさまはますます増えていくことになるでしょう。

それは、高齢化が進む現在の日本では、誰にとっても決して他人事ではありません。誰もがある日おひとりさまになる可能性があり、この記事を読んでいらっしゃる方も、あるいはその方のご両親も、等しく「おひとりさま」になるかも知れない未来の前に立っているのです。

 

もちろん、「おひとりさま」の生活にはメリットや幸福も多くあります。特に昨今では若者世代を中心に目まぐるしく価値観がアップデートされており、結果、生涯未婚を選択す男女も増加傾向にあることから、将来的には自ら望んでおひとりさまになる方の割合も増えるのかも知れません。

 

ただ、おひとりさまの生活というのは、若く元気なうちこそ多少寂しく思う時はあれど気楽で自由という良さがある反面、年齢を重ねるにつれて色々な問題や不安なことが多くなっていくものです。

そんな時に、少しでも自分自身が安心できるよう、できれば身体が動きしっかりした判断ができる早いうちに、老後に備えておくのが良いでしょう。

 

老後の備えというと、まだ早い、歳をとってから考えればいい、と思う方も多いかもしれません。しかし、元気なうちはなんでもなかったことが、高齢になるに従い、負担へと変わっていきます。

例えば高齢者施設の入居を考え、施設見学に行くにしても、高齢になるにつれて体力や気力が衰え、1か所を見に行くだけでも一苦労となります。そこから、いくつも見学をし、どこか1つに決め、入所手続きをし、引越をする。入所手続きには多くの書類の用意が必要ですし、引っ越しには当然引っ越しの準備が欠かせません。どうですか? 考えただけでも、ひとりでやるのはとても大変なことが分かりますよね。

身近に頼る人がいないおひとりさまであれば、なおのこと、早めに老後の備えを考え、少しずつでも進めておくことをおすすめします。

 

「終活」という概念の広がり

 

10年程前から、「終活」という言葉が広まっています。

終活とは、老後の準備をしっかりしておくと同時に、自分の死後のことまで整理をしておくことです。

終活に関する書籍も多数出版されていますし、ウェブ上でも多くの情報が見られるようになりましたので、聞いたことがある方も多いでしょう。

自分の死んだ後のことなど縁起でもない、と思われるのかもしれませんが、実際のところ終活には多くのメリットがあります。終活をすることで死後のトラブルの発生を防ぐだけでなく、生きている間の生活の充実にもつなげることができるのです。

 

もちろん、それは一人暮らしのおひとりさまにとっても他人事ではありません。場合によって、自分のようなおひとりさまには財産を遺す相手もいないし、遺すような財産もないのだから、終活らしい終活をする意味もないだろうと思っていらっしゃる方もいるかも知れません。

しかし、当然そんなことはありません。

遺す財産が何もない方はごく一部です。例え不動産などがなくとも、預金通帳に残高が1円もないことは稀です。その場合、法定相続人がいらならばその相手に遺産は遺りますが、いない場合はせっかくの財産は国庫に入ってしまうことになるのです。

また、遺産の件のみではなく、おひとりさまだからこそ、自分が亡くなった時の葬儀やお墓の手配などは、しっかりと事前に準備をしておく必要があるでしょう。

他にも、もしも賃貸住宅に住んだまま亡くなった場合は、その家の整理や契約の解消、公共料金の支払い停止など、必ず「誰か」が行わなければならない事務作業が発生するでしょう。その事務作業についても、事前に死後事務委任契約を結んでおけば、信頼できる相手に、自分自身の希望にそったかたちで処理をしてもらうことも可能なのです。

 

出来るだけ周りに迷惑をかけたくない。

自分のことは自分でできるうちにやっておきたい。

他の人の負担になりたくない。

そのように考えている「おひとりさま」たちの間で、今、終活が広まりつつあるのは言うまでもありません。

 

 

テラスライフがあなたの終活をサポートします!

 

しかし、どんなこともひとりで全てを行うには限界があるもの。こと終活に関しては、自分の「死後」のことまで考えなければならないのですから、自分ひとりでは物理的に対応できないことも多くあります。

そんな時は、ぜひ終活の総合支援サービスなどをご利用ください。

テラスライフでは、遺言状の作成から万が一認知症などになった際に備えての成年後見人の契約、葬儀の手配、喪主代行、法要代行、死後事務委任契約を結んだうえでの遺品整理や諸死後事務作業などを、ワンストップで行っています。

専門家自らお客様のお話しを親身に伺い、しっかりと寄り添って、ひとりひとりに最適なプランをご提案させていただきます。

 

終活を通じて、自分の財産や人間関係を分かりやすく整理し、死後の葬儀や埋葬について希望や思いをまとめておくことで、安心した生活がおくれるようにもなるでしょう。

終活には、亡くなった後のことだけでなく、これからの人生の時間を豊かにしてくれる効果もあるのです。

終活ではやることが多岐に渡ります。前向きに焦らず、じっくり進めながら、ご自分のこれからのことについて、テラスライフと一緒に考えていきましょう。ご相談は無料です。いつでもお気軽にご連絡ください!

 

テラスライフ電話番号:045-370-7085

 

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